脊柱・圧迫骨折
- つしま整体

- 2024年2月15日
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更新日:2024年8月14日

骨折というと、枝が折れるように横からかかる力によってポキっと骨が折れる様子をイメージする方が多いかもしれませんが、縦に圧力が加わることで骨が潰れて起こる「圧迫骨折」というものもあります。
骨粗鬆症になりやすい女性に多いと言われますが、男性でも圧迫骨折をすることは決して珍しいことではありません。
脊柱の圧迫骨折は、脊柱(背骨)の骨が縦方向の圧力によって潰れることで発生し、脊柱の各骨が影響を受けます。脊柱の圧迫骨折は、骨折の場所や程度によって異なりますが脊髄や神経組織に圧迫を与え、神経障害や機能障害を引き起こす可能性があります。

一般的に、女性は閉経後に骨密度が急激に低下するため、圧迫骨折のリスクが高まる傾向があります。しかし、男性も高齢化や骨粗しょう症の進行などにより、圧迫骨折のリスクが増加します。また、若年層でも転倒や交通事故、スポーツの怪我、高所からの落下など外傷性の要因により、圧迫骨折が発生することがあります。
事故以外での圧迫骨折を予防するためには、骨の健康を維持することが重要です。
適切な栄養摂取と適度な運動、骨粗しょう症の管理(骨密度の検査)をすることで圧迫骨折のリスクを減らすことができます。


