冷湿布と温湿布の違い
- つしま整体

- 2024年1月18日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年8月17日

市販の湿布の冷・温の違いについて。
普段、筋肉痛や肩こり・腰痛などに湿布を使う方は多いかと思います。
湿布とは経皮吸収型の消炎鎮痛貼付剤のことで、痛みを鎮める・炎症を抑える有効成分を皮膚から吸収するタイプの薬です。貼付部分に直接消炎成分が浸透していきます。
湿布には「冷湿布」と、「温湿布」があり、お客様から「冷湿布と温湿布のどちらがいいですか」という質問をいただくことがあります。
どのような違いがあり、どちらを使用する方がよいのでしょうか。
実はどちらも患部を冷やす、あるいは温める作用はほとんどありません。冷湿布には冷たさを感じさせるメントールが、温湿布には皮膚刺激で熱を感じさせるトウガラシエキス成分などが含まれています。成分の違いで一時的に冷感や温感を感じているだけです。
肩こりや軽い筋肉痛などで市販の湿布を使う時はお好みでどちらのタイプの湿布を使用しても大丈夫です。ただ、一般に温湿布のトウガラシエキス成分は刺激が強くヒリヒリする感触があり、皮膚の弱い方は痛みを感じたり、かぶれやすいのでそこは注意が必要です。
※湿布には冷却効果はほとんど無いので、打撲や捻挫などの怪我で強い痛みがある場合に冷やす時は湿布ではなく氷や保冷剤を当てて20分程冷やすようにしてください。腫れがある場合は骨折の可能性もあるため病院(整形外科)へ。
湿布の効果は一時的な痛みの緩和です。根本的な改善にはならないことが多いです。
整体は、全身を調整することにより慢性的なコリ・痛みの原因の改善効果が期待できます。
慢性的な肩・首のこり、腰痛でお悩みの方はぜひ当店にご相談ください。


