冷え性
- つしま整体

- 2024年2月1日
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更新日:2024年8月17日

自律神経と血液循環から
人間の体は気温が変化しても一定の体温に保とうとします。自律神経の働きによって血液の流れる量を変化させたり、汗をかいたりすることで、体温を一定に保つよう調節されています。
冬になると手先や足先が冷たくなるのはある程度自然なことです。
体は、重要な臓器が集まる中心部や脳を一定の温度(通常は37度前後)に保とうとします。 特に寒いときは、からだの重要部に血液を集めて、体温を維持しようとします。そのため末梢部である手先や足先には血液が行き渡りにくくなり、冷えやすくなります。
季節に関係なく手足の先端が温まりにくく、常に冷えているような感覚がある状態を「冷え性」と言います。これは、本来はたらくべき体温調節機能がうまく機能していない状態であり、主な原因として次のようなことが原因と言われています。
・自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活により、体温調節の命令を出す「自律神経」がうまく機能しなくなります。また、常にエアコンが効いている環境に居る状況は室内外の温度差が激しくなるため、自律神経の機能が乱れます。
・衣類による締め付け
きつすぎる下着や靴などで体が締めつけられることでも血行が滞ることがあります。血行が滞ると「寒い」と感じる皮膚感覚が麻痺することがあり、体温調節の指令が伝わりにくくもなります。
・運動不足と筋肉量
運動不足や元々の筋肉の量も血液の循環に影響します。筋肉が少ないと筋肉運動による発熱や血流量が少なくなり冷えやすい体になります。
・女性ホルモンの乱れ
ストレスが多かったり、更年期になったりすると、女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れ、血行の悪化などにより体の冷えに影響することもあります。
※上記の他、貧血・低血圧や血管・循環などの疾患が冷えの原因の場合もあります。


