五十肩の変化
- つしま整体

- 2024年2月9日
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更新日:2024年8月17日

四十肩・五十肩は一般的に状態によって炎症期、拘縮期、回復期の3つに分類されます。
それぞれの特徴は下記のようになります。
炎症期(初期)
五十肩の初期で炎症(痛み)が出てきた状態です。進行すると動かした時の痛みだけでなく 安静時にも痛みが出現します。通常は動かす時に強い痛みがあり、さまざまな日常生活動作で支障をきたします。動かすと痛いので動かさないようにすると肩の動く範囲が狭くなっていきます。
拘縮期(中期)
痛みが弱くなってくると同時に拘縮が進行する時期です。可動域制限が主な状態となり、あらゆる方向の可動域が制限されます。強い痛みは減ってくることが多く、可動域の限界を超えるような動きをすると痛みを生じます。常に肩がだるい・重いと感じるようになります。
※「拘縮(こうしゅく)」とはケガや病気などで関節を動かす機会が減少した時に、関節が硬くなりその結果関節の動きが制限された状態のこと。
回復期・慢性期(後期)
痛みや運動制限が少しずつ改善に向かう時期です。
痛みや拘縮が緩和して少しずつ肩を動かせる範囲が広がります。動かした時の痛みが減って可動域の制限が残った感じになります。状態によって変わりますが、痛みのない範囲での運動を行い可動域を広げていきます。
以上のように五十肩はざっくり3つの状態時期があります。
五十肩は自然治癒することもありますが、回復するまでの期間は個人差があります。
早ければ半年から1年、長期の場合は痛みが取れるまで2年以上かかる場合もあります。
また、放っておいて「良くなる」場合と「良くならない」場合があり、注意が必要です。
「良くならない」場合(可動域の制限)は運動療法(リハビリ)が重要になります。
五十肩は状態や時期によって対応も変わってきます。
個人差はありますが、なるべく早めに改善に取り組むことで早期の回復が期待できます。
肩の腱板に損傷が無い普通の五十肩であれば整体の手技療法と自主的な運動療法を組み合わせることはかなり効果的です。
肩の痛みや動かしにくいなどのお悩みがあればいつでもご相談ください。(^^)


