めまいを抑えるために 首を固めている可能性
- つしま整体
- 2月17日
- 読了時間: 2分

少し硬い話が続きますが首は大事なので書いてみました。
体が疲れた時は普通に整体、マッサージをご利用されて大丈夫です。
お互いに安心して施術を行うことができれば良いですね。(^^)
◆めまいと筋肉の緊張の関係
1 めまいに対する防御反応としての筋緊張
めまいがあると、転倒を防ぐために体が無意識に安定しようとする。
その結果、首や肩の筋肉が緊張しやすくなる(特に僧帽筋や後頭下筋群)。
しかし、この緊張が さらに血流を悪くし、めまいを悪化させる こともある。
2 頸性めまいの悪循環
首や肩のこりが原因でめまいが起こる(頸性めまい)。
めまいを抑えようとして、さらに 首や肩の筋肉を固める。
結果として 首の可動域が狭くなり、血流が悪化し、めまいが長引く。
3 良性発作性頭位めまい症(BPPV)の補正反応
BPPVの場合、耳石のズレによって特定の動作でめまいが起こる。
その動きを避けようと、無意識に首を動かさないようにする。
これが首や肩の慢性的な緊張につながる可能性がある。
◆解決策(首や肩の緊張を緩めるために)
1 めまいを恐れずにゆっくり首を動かす
固めすぎると逆効果 なので、少しずつストレッチをする。
急に動かすのではなく、 ゆっくりした動きで首や肩をほぐす。
ゆっくり肩をすくめて5秒キープ → 力を抜く(3回)
首を前後に軽く倒す → 左右にゆっくり回す(痛みがなければ)
2 温める(血流改善)
蒸しタオルやお風呂で首を温めると筋肉が緩む。
温めながら深呼吸すると、自律神経も整いやすい。
3 呼吸を意識する(緊張を和らげる)
筋肉が緊張すると呼吸が浅くなる ので、意識的に深呼吸をする。
「4秒吸う → 4秒止める → 8秒かけて吐く」などの ゆっくりした呼吸が効果的。
4 必要なら専門医に相談
整形外科(頚椎の問題)や耳鼻科(BPPV)で診てもらう。
もしストレスや自律神経の影響が強ければ、心療内科や漢方も選択肢。
めまいを抑えようと無意識に首や肩を緊張させている可能性もあります。
その結果、筋肉のこりが悪化し、さらにめまいが起こるという悪循環に陥りやすくなります。
単純な筋肉の疲労(コリ)であれば整体、マッサージが効果的ですが、気になる時は整形外科や耳鼻科、心療内科で診てもらう事も大切です。